1.簡単な説明

ハイリ―センシティブパーソン（HSP）とは人一倍感受性が強く、敏感という気質を持ちながら生まれてきた人のことを指します。簡単に言うと、敏感であり、繊細である人はHSPであると私たちは解釈しています。 近年、テレビや書店で取り上げられるようになってきたHSPですが、人口の15％～20％、つまり約5人に1人が現代でこの気質を持っているとされています。特に日本人は国民性から、HSPの割合が世界より比較的高いと言われています。

2.HSPの特徴

HSPには様々な特徴がありますが、 「深く考える」・「過剰に刺激を受けやすい」・「共感力が高く、人の感情を受けやすい」 ・「周囲のささいなことにも気がつく」の４つが大きなものとして挙げられています。 具体的には 「深く考える」の例：周りが簡単にできる仕事に何時間もかかるなど 「過剰に刺激を受けやすい」の例：気疲れしやすかったり、普通の音を騒音に感じるなど　 「共感力が高く、人の感情を受けやすい」の例：人の感情を読んだり、悲しいニュースが苦手など 「周囲のささいなことにも気がつく」の例：強い光が苦手だったりカフェインに敏感に反応するなど マイナスなことに見えるかもしれないですが、繊細だからこそHSPにはメリットもあります 例えば、 興味のあることを探求したり、芸術を深く味わうことができたり、他人への気遣い上手だったり...